農林業センサスの調査結果の記事が日本農業新聞に載っていました。
『農業従事者40万人減の136万人 減少率、過去最大20年農林業センサス』(日本農業新聞)
https://www.agrinews.co.jp/p52529.html
農業人口は着々と減少を続けているようです。
この先どうなるんでしょうか?
記事にもあるように、家族や個人経営の農家は減少して、会社形態の農家(法人ですね)が増加しています。
農地を集約して、大きな面積を大きな機械で効率よくやる農業が主流になっていくんでしょう。
個人経営の店舗や商店街が消えていき、イオンモールなどの大型複合施設になっていく様子に似てますね。
小規模農家はその流れに乗って、大規模農業法人に加わってしまうのが生きる道なんでしょうか。
個人経営とは言えせっかく経営主になったんだから、また雇われの身になるのはつまらんなー。
なお、個人経営体での年齢は、65才以上が69.8%、15~49才(←自分はここ)は10.7%です。
この先、高齢の農家さんは年々減っていくのは確実です。
そうなると、農地は余るから借りやすくなるし、ライバルも減るので65才未満の若手農業者に勝機があるんでしょうか。
まぁ、勝つのは若手農業者じゃなくて、大規模農業法人なんでしょう。
けど、個人経営の店舗がなくならないように、個人経営の農家も絶対に残ります。
そこでいかに個性的・魅力的な商品(作物)を作るかが重要ですね。
そういえば、いまのJA直売所なんて出品者のほとんどは65才以上に見えるけど、この先出品者が不足して店として成り立たない、なんてことはないんかな。
ちょっと心配。