ビーツを播種機で播いてみた

ビーツの秋まきです。今年は播種機でやってみました。

ビーツは毎年少しずつ植えています。
これまで、種まき方法をいくつか試してみました。

『直まき』は、畝にそのまま種を播くやり方です。
メリットは特別な道具が不要で、自分で決めた間隔で一粒ずつ播くことができるため種に無駄がありません。
デメリットは労力です。腰を曲げて種をまくのは大変です。大規模には出来ません。

『セルトレイに播種』は、128穴セルトレイに播いてしばらく育苗して、その後、畝に定植するやり方です。
メリットは(直まきと比べて)播くのが楽。間引きをセルトレイ上でできるので楽。種に無駄もありません。
デメリットは育苗期間はほぼ毎日水やりが必要です。

そして今年試してみたのが『播種機で播く』です。
メリットは播くのが格段に楽。
デメリットは播種間隔がバラバラになる。


播種機はクリーンシーダーAP-1を使いました。
ロールはQ-12、スプロケットは14×9を使用。13センチ間隔で播種する設定です。

しかし、ビーツの種は金平糖のように凹凸状の突起があるので、播種機もすんなり(正確に)播いてくれません。
ロールをひとつ大きいR-12に替えるとちょうどいいかも知れませんが、持っていないので未確認です。

今回は農業屋で買った、食用ビート「デトロイト・ダークレッド」を播きました。
30mlで約640粒、と書いてありますね。容量と粒数の両方が書いてあるのは助かります。

今回は2袋(60ml)で、約200メートルくらい(40メートル×5条)播けました。
13センチ間隔なら1540粒播いた計算なので、等間隔に播けていないところも結構あると思います。

とはいえ、『直まき』『セルトレイに播種』と比べて播種の労力を劇的に減らすことが出来ます。
多少は雑でも、たくさん作るのならこのやり方ですね。


後日追記:
播種から7日で発芽し始めました。

さらに2週間ほど経った様子はこんな感じです。
発芽率が低いのか、うまく播けなかったかは不明ですが、かなりまばらですね。