失敗続きのトマト栽培ですが、2021年春夏もやります。
その計画メモです。
基本的には今年と同じです。
今年は、序盤は順調でしたが、7月の大雨でハウス内に浸水。畝間が池になり、水を吸ったトマトが裂果して全滅しました。
浸水対策として、バッグ栽培や養液隔離栽培などを調べてみましたが、、、
導入コストと裏作(トマトの後、秋冬に栽培する作物)へ移行しづらさによって現状、断念しています。
8月にハウス外周に溝を掘ってもらったので、今年ほどの浸水はしないハズ。
ということで、基本は今年同様に土耕栽培です。
トマトの品種
今年もみかど協和の『はれぞら』で行きます。
黄化葉巻病の耐病性があるのが選択理由としては大きいです。
苗を購入します。
今年は、接ぎ木の株でも萎凋病らしきものが発生したので、実生を増やそうと思っています。
接ぎ木250円/株、実生150円/株くらいなので本数が多いとかなりの差が出てきます。
1畝はミニトマトにしたいなーと思っていますが、普及センターの方の聞いたら
「草勢管理が(大玉トマトより)大変!」
「収穫も数が多くて大変!」
ということで、やめておけーとのことでした。
うーん、でも「プチぷよ」が美味しいのよ。どうしよう。
本数
45メートル長のハウスが単棟で3棟あります。
畝が40メートル、40センチ間隔、1条植えだと、1畝で100株。
1ハウスに4畝できるので、3棟×4畝×100株=1200株。
これも今年と同じです。
誘引方法
今年は3棟のうち1棟を、PPヒモにより横線誘引にしてみました。
支柱の立て方が弱くて、7月大雨の浸水で支柱が倒壊。トマト全滅。
でも、横線誘引自体は労力削減としては悪くない印象です。
PPヒモとテープナー(のテープ)のコストが毎年掛かります。
一方の吊し誘引は、支柱を立てるのが面倒。
吊したヒモと株をクリップで挟むのが、たまに自重に耐えられずトマトが倒れたりします。
でも、吊しヒモとクリップを一度用意したら、何年も使えるためコスト的には有利です。
横線誘引2棟、吊し誘引1棟にしようかなぁ。
作業の効率化
基本的に一人作業です。教科書にある栽培方法を守っていると、手が回りません。
「わき芽取りは1日2本まで」とよく書いてありますが、6本のわき芽を取るのに3日必要です。無理です。
なので、見つけたわき芽は全て取ります。草勢が弱るらしいですが、トマトに頑張ってもらいます。
マルハナバチを使えば勝手に受粉してくれるので労力としてはかなり減らせます。
が、コストも掛かるし、ハチを使い捨てにするのも抵抗があります。
先輩農家さんが、すべて(全段)トマトトーンを振っている言っていたはずなので、それをやってみようかと。
労力的には増えてしまいますが。
ほかにも水管理や害虫対策(主にコナジラミ対策)、温度管理や遮光資材など、考えることは多数です。
トマトって繊細ですね。大雑把な性格の自分には全然向いていない気がしています。
が、失敗続きで終わらせたくないので、今年もいろいろ改善しながらやっていきます。