自分も所属するJA兵庫南の青壮年部。
ここでは30年以上に渡り、小学3年生を対象にした田植え授業を行っています。
近隣のベテラン農家さんが昔、青壮年部員で田植え授業をやったとか、現在の青壮年部員が小学生の頃この田植え授業を受けたとか、かなり伝統のある活動だったりします。
今年もその日がやって来ました。
まずは子どもたちに田植えのやり方を教えます。
教える先生は自分がやりました。
田植えのやり方は、、、
① 後退しながら植えるため、まず水田の中ほどまで進む
② 水の中に手を浸けて、土の表面を軽くなでて均す
③ 苗の束から稲を3~4本取って土に挿す。深さは苗が倒れない程度(4~5センチくらい)
④ 自身の左側・正面・右側の3箇所に③を実施する
⑤ 半歩後退して、②から繰り返す
という感じです。
子どもたちは裸足になって水田に入っていきました。
最初は恐る恐る入っていきますが、すぐに慣れてどんどんと植えていってくれます。
苗の束がなくなったら、畦にいる青壮年部員がポーンと投げて渡します。
うまくキャッチする子もいれば、落とす子もいます。
だんだんみんな泥んこになっていきます。
以前の田植えの後は、泥んこ競争や泥んこ相撲といったイベントもあったのですが、コロナ対策云々で今年も無しでした。
自分が子どもの頃なら、いたずらや喧嘩で言われなくても泥んこ相撲が始まりそうですが、今の子ども達はお行儀が良いですね。
余談だけど、田植えを水田に入ってローアングルで撮ったら、活き活きした写真になった。
バリアングル式のミラーレス一眼、素晴らしい!
そして晴天のもと、田植えは終了しました。
青壮年部のお米づくり授業は、カカシ作り、稲刈り、おはぎ作りへと続いていきます。