太陽熱養生処理 ≪その1≫

太陽熱養生処理を始めます。
いろいろやり方もあるようですが、今日から実施するハウスでは米ぬかだけを撒く簡単版です。

簡単版でやる作業は、
・米ぬかを撒く
・米ぬかを混ぜ込む(トラクターで平耕する)
・ハウス全面に水を撒く
・ビニールを掛ける
です。

まずはハウス内に米ぬかを撒きます。
いくつか調べたところによると、必要量は500~1000kg/10aとのこと。

うちのハウスは324㎡なので、160~320kgを撒けば良いことになります。
米ぬかは近くのJAでを売っていたので購入(15kgが270円でした)。

今回買ったのは10袋。なので150kg。調べた量にわずかに足りていません。
が、撒くのも大変なのでまぁいいかなと。

と言うわけで、米ぬかを撒きます。
どうやれば撒きやすいかですが、一輪車に米ぬかを載せて、ショベルでバッサバッサと撒く方法にしました。
たぶん、もっと良い(労力の低い)やり方もあると思います。

米ぬかを撒き終えたハウス。
やはり150kgでは少し薄撒きな感じがしますね。

その後、トラクターで平耕です。
が、今日はハウスの内張を少し引っかけて破りました。。

なんか、もう失敗だらけです。何もしない方が幸せかも。。

…と、気を取り直して、平耕完了。


次にハウス全面に水を撒きます。

これにもいくつかやり方があります。
・ホースを伸ばして、人力で撒水する
・ホースを伸ばして、水を出しっぱなしにして放置する
・撒水チューブで撒水する

「人力で撒水」はホースがあればできるので低コストですが、何時間もずっと水を撒く作業なんてやってられません。

「水を出しっぱなし」は一ヵ所が水溜まりになり、均一な撒水はできないのでオススメしません。

で、「撒水チューブ」です。
これなら、均一な撒水ができますし、伸ばした長さを一気に撒水ができます。
今回は「エバフロー A型」を購入しました。100メートル巻きで7000~8000円くらいです。

これをハウス内に敷きます。

終端はストッパーを噛ましておきます。

今回は15mmホースからエバフローに接続するため、中継用のホースぐちも用意しました。

で、用水の栓を開けて注水!
とやったものの、水圧が低すぎて、撒水の水滴がほとんど飛びませんでした。
目測で、撒水できた幅は50cmくらいかな。

用水は季節によって水圧が変わるのかなぁ。
低い水圧で45メートルの距離を撒水するのは酷だったようです。

対策としては、
・水圧を上げる(これができりゃ~問題ない)
・時間を掛けて(撒水チューブを少しずつずらして)やる
・ホースの径を太くする
・撒水チューブを短くする
を思いつきました。

ひとまず、「散水チューブを短くする」でやってみました。
ハウス(45メートル)の半分くらいの位置にストッパーを噛ましました。

が、このやり方では、後ろ半分が撒水されないので、2回に分けてやる必要がありますね。

あと、順調に水が飛んでも、ハウス側面の端から端までは絶対に届かないので、どのみち数回に分けてやる必要があります。

と、中途半端ですが今日はここまで。