先日、先輩農家さんがブロッコリー定植を機械でやる 、 ということで見に行きました。
この機械(ヤンマー製 PH1w)は野菜移植機と呼ばれる機械です。
ゆっくり自走しながら、カップに入れられた苗を畝に定植(射し込んでいく感じ)していきます。
カップが8つあって、次々と定植されていくので、人間は次々と空になったカップに苗をセットしていきます。
これで1株が1秒くらいで、植えられていきます。
1分で60株。1時間で3600株。
ホント、あっという間に次々と植えられていきます。
先日自分が手植えした白菜が、700株弱(面積4aほど)で10時間ほど掛かりました。
この機械なら12分で植え付け完了です。
と言うわけで、いま自分がやっている農業は『巨大な家庭菜園』であることを痛感しました。
その時に植えた白菜は、セルトレイへの播種から育苗まで自分でやりました。
が、播種だけで1枚(128株)で30分以上は掛かるわけです。
毎日の水やりも必要です。育苗も上手にやるのは難しいです。
セルトレイで苗を購入すると1枚1500円くらいしますが、それで播種から育苗までのコスト(労力と時間、土代・種代)をカットして、さらにはプロに育苗してもらえるなら、そちらを選ぶべきでしょう。
ということに、ようやく気付きました。
今後は借りている露地ほ場も積極的に植えていこうと思います。
なので、定植に何十時間も掛けられません。育苗するスペースもありません。
少しずつこういったプロのやり方を導入して、脱家庭菜園して行く必要があります。