露地で栽培していたほうれん草は大失敗したので、ハウス栽培のほうれん草を代打で出荷しました。
本日の出荷量は20kg。
コンテナひとつに2kgずつ入れて、計10コンテナ。
加工用ということで、袋詰めは不要です。
さらには、根っこも軽く土を落とすくらいで良いとの話。
これは楽ですね~。
このハウス栽培のほうれん草は、もともと直売所に出す予定で栽培していました。
加工用として出荷すると売値はものすごく安いです。
直売所で同じ量が売れたとしたら、3倍以上の売上になります。
でも、今回思ったのは
「加工用としてたくさん出荷するのも悪くない」
です。
直売所で売る場合は、
・洗浄(土落とし)が必要
・袋詰めが必要
・大量に出荷できない
・出荷/回収が必要
となります。
直売所には「大量に出荷できない」ため、一日の出荷量は少ないです。
となると、栽培した作物を出荷するのに何日にも分ける必要があります。
つまりその間、毎日出荷作業が発生します。
すべてが売れるわけではないので、売上は伸びないし、回収作業も発生します。
一方、加工品として出荷すると、一回の出荷で多くの量を出せます。
買い取りなので売れ残りの心配はないし、売上の予測も立てやすいです。
ひとつの商品の単価を上げるのか、
たくさんの商品を薄利多売で売るのか。
どちらが正解というわけではないけど、別の考え方を知ることが出来た今日でした。