この本のすごいところ。それは栽培方法が載っている野菜の数が127種!
これだけ載っていたら、たいていの野菜は調べられるんじゃないでしょうか。
しかも栽培手順がイラストで書かれているのも、非常に解りやすい。
各野菜について基本的な栽培方法を知ることができるのは非常に助かります。
なんと言っても127種。メジャーではない野菜、例えばビーツやシカクマメといったものも掲載されています。
各野菜は2~8ページくらいで解説されており、栽培方法のほか、よくあるトラブル(病気・生理障害など)への対処法、料理のレシピが載っている野菜もあります。
難点を挙げるのなら、、、
家庭菜園をやっている読者を想定しているようで、栽培方法を解説する際、畝づくりはクワで耕していたり、肥料の量が「大さじ○杯」と書かれています。
この辺はもう少し大規模に栽培する場合は、トラクターで耕したり、肥料20kgという感じで換算が必要になります。
あと、防除(農薬散布)についての記載は少ないですね。
基本的な作り方が載っているので、ほかでも載っている内容も多いかも知れませんが、それでいいんです。必要なのは尖ったやり方ではなく基本です。
自分も畑の一部でいろいろと育てる予定なので、この本は重宝しそうです。