実験で育てた抑制栽培のトマト。
あまりの暑さでほぼ全滅です。
抑制栽培ってのは通常の栽培時期より遅らせて栽培する方法です。
トマトの場合、8月頃定植して冬に収穫する、という栽培時期になります。
今回植えたトマトは、ハウスに植えたのですが、とにかくハウス内が暑い。
日中は40℃越えは当たり前。先日は初めて(一瞬ですが)50℃を記録しました。
そんな暑い環境にはトマトは適応できません。
土耕にしたトマトも、なんちゃって隔離培地として鉢植えしたトマトも、軒並み全滅です。
枯れたものもあるし、容姿が異様なものもあります。
原因は、暑さでしょう。
水をもっと与えたら、多少はマシだったかも知れませんが、そもそもトマトは30℃を超えると受粉しないので、この環境でまともな生育は期待できません。
思いつく対策は、
・ハウス全体を遮光する
・ハウス内の温度を下げる(屋根灌水する、循環扇を回す)
・定植時期をなるべく遅くする
・育苗でなるべく育ててから定植する
・少量多灌水にする
かな。
雨が異常に少ない今年は、特に過酷な環境だったかも知れません。
あ、そういえば今日(8月30日)、稲美町に8月初の雨が降りました。
加古地区は降ったけど、母里(もり)地区は降らなかったみたい。