太陽熱養生処理 2棟目 ≪その1≫

今日から太陽熱養生処理のハウス2棟目です。
こちらは米ぬかに加えて、『かんげんきん』『糖蜜』も撒きます。

2棟目の作業は
・米ぬかを撒く
・かんげんきんを撒く
・糖蜜を撒く
・トラクターで平耕
・ハウス全面を灌水する
・ビニールを掛ける
という流れです。

1棟目に比べて、『かんげんきん』と『糖蜜』が増えています。

米ぬかは150kg。
これを7.2メートル間口、45メートル長(324㎡)のハウス全面に撒きます。
150kgは少なめですが、まぁいいでしょう(この広さなら160~320kgらしい)。

米ぬかは一輪車に広げて、シャベルで撒いていくのが速いかなと思っています。

続いて『かんげんきん』を撒きます。

かんげんきんは、松本微生物研究所の製品で、ホームページに以下の説明があります。

『かんげんきん』に含まれる微生物が土の中の酸素を消費しながら有機物を強力に分解。土の中を強い還元状態(土壌を酸欠状態)にすることで、フザリウム等の糸状菌(カビ)を減少させ細菌型土壌をつくります。

株式会社 松本微生物研究所 ホームページより

モノ自体はさらさらで大きめの砂のような感じです。
ハウス1棟で1袋(5kg)を撒くので、かなり薄撒きです。

次に糖蜜を撒きます。
これは『かんげんきん』のエサになるとのことです。

15リットルをもらったので、これを3~4倍に薄めて動力噴霧器で撒きました。

ここまでで資材の散布は完了です。

続いてトラクターを入れて、撒いた資材を土に混ぜ込みます。

混ぜ込み終えた状態から、ハウス全面を水浸しにします。

1棟目では撒水チューブ「エバフロー」を使い、霧状の水で撒水しました。
しかし、水圧が低くてものすごく時間が掛かったという反省があります。

今回は、とりあえずホースで水を出しっ放しにしてみます。

と数時間やってみましたが、時間が掛かりそう。。

ということで、用水から40mm径のホースを繋いで、直接水を流し込むことに。
ダバダバと流れ込んでいきます。

これで一晩流しっぱなしにしてみます。