キュウリ抑制栽培を始めます!

春夏でトマトを栽培しましたが、秋冬はキュウリを栽培します。
抑制栽培と呼ばれる作型です。

抑制栽培(よくせいさいばい)とは、露地での栽培(生産)よりも成長・収穫・出荷を遅くする栽培法。

Wikipediaより

で、今回はハウスで栽培することで、通常夏になるキュウリを秋から冬にかけて栽培・収穫します。

うち(兵庫県・稲美町)の近辺では、キュウリの抑制栽培では9月上旬くらいの定植のようです。
(8月中旬の定植がいい、と言う先輩農家もいました)

寒くなるに従って、収穫量も減っていきますが、11月中旬~下旬まで収穫が可能です。
引っ張れば12月上旬まで収穫もできますが、その頃の収量はかなり減ります。

と言うわけで今回はタネから育てます。
品種は『VR夏すずみ』。接ぎ木はせずに、実生で勝負です。

キュウリのタネはこんな感じ。
普段、タネは一緒に食べるのであまり意識しませんが、同じウリ科のスイカやメロンのタネに似てますね。
赤い色は着色していると思われます。

これを9cmポットに撒いていきます。
間引きは勿体ないので、1ポットに1粒ずつ撒きます。

で、購入した700粒を撒きました。トレー18枚分。
これに水をやって、発芽までは暗い場所に置いておきます。

播種から定植までは20~25日とのこと。
ハウスの土壌消毒が終わったら、これの定植です。