農家の先輩からお呼ばれして行ってきました「印南住吉神社 秋まつり」。
稲美町(兵庫県)にある印南(いんなみ)地区。
印南は印西(いんせい)と印東(いんとう)を合わせた地域を呼ぶそうです。
数式で書くと南=西+東。
印西と印東の2地区がここ印南住吉神社で祭りを行います。
印西が青い法被(はっぴ)、印東が赤い法被です。
と書いている自分は、稲美町の別の地区に住んでいるので、基本的には部外者です。
が、農家の先輩が印西の法被を貸してくれたので、気分も上々に祭りの雰囲気を堪能してきました。
以下、祭りの風習や習わしを全然知らないまま書いているので、用語や内容が間違っていたらゴメンナサイ。
10時過ぎ、神輿(みこし)が印南住吉神社にやってきました。
これは印西の神輿の入場。
少し遅れて印東の神輿もやってきました。(印東は神社から少し距離がある)
到着後、鳥居の前で神輿を激しく上下に揺さぶります。
準備運動!?肩慣らし!?これも神事!?
その後、印西・印東の神輿が神社の境内へ運ばれます。
そして神輿を担いで、本堂の周りを3周。
神輿って、本当に重たそう。チラッと聞いた話では2トンくらいあるそうです。
そして祭りの見せ場。
これは印西・印東が神輿を担ぎ上げて、どちらが長く担ぎ上げ続けるかを競うもの。
それぞれ囃子に乗せて、神輿を担ぎ上げます!!
結果は、、、印東の勝ち~!!
今年はかなり早く勝負がついたとのことでした。
昼食のあとは子供神輿。
田植え実習で行った小学校の子供たちもいて、「農業の人や~」と覚えていてくれたのが嬉しい。
そして獅子舞奉納。印東と印西で5舞ずつ、奉納です。
舞のストーリーが解ればもっと面白いのに、と毎回思います。
陽も傾いてきました。
鳥居の場所で御旅神事。再び獅子舞を奉納します。
再び境内に戻り、神輿を担いで4周目・5周目です。
実はこの時、印西の神輿を担ぐ側に参加させてもらったんですが、、、
あの神輿の重さはものすごいですね。何十人で抱えていても、一人一人に相当な重さがのし掛かってきます。
コツは「他人任せにせず、自分一人でも持ち上げるくらいの気持ちで持ち上げる」だそうです。
いい経験になりました。
最後は餅撒きがあって、だいたいの神事は完了です。
あとは神輿が各太鼓蔵に帰って行きました。
印南の秋まつりは、若い人も多くて活気があります。
神事や作法、囃子にかけ声などは練習するわけでは無く、「子供の頃からやっているから知っている」と言っていたのが印象的です。
熱い祭りを堪能した一日でした。