もみ殻から燻炭(くんたん)を作るために燻炭器を購入。
せっかくなので、焼き芋も作ってみました。
こちらが購入した燻炭器。ホンマ製作所のステンレス燻炭器 E-460S。
鉄製とステンレス製があるけど、耐久性を考えるとステンレス製が優れています。
これを組み立てると意外と大きいです。
燻炭の作り方(焼き芋も同時進行)です。
要るものは
・燻炭器
・もみ殻(150リットル~)
・ショベル or スコップ
・ジョウロ
焼き芋には
・サツマイモ
・新聞紙
・アルミホイル
です。
使う場所は、田畑がオススメです。かなり煙が出ます。
まず、もみ殻を少し(40リットルくらい)撒いてくぼみを付けます。
そこに火種となる新聞紙などを置きます。
火種に火を付けます。
下のもみ殻に引火して黒くなったのを確認したら燻炭器を被せます。
あとは残りのもみ殻を、燻炭器の下部の三角形が隠れるくらいに被せます。
どんどんと煙が出てきます。
しばらくすると、だんだんともみ殻が黒くなっていきます。
こうなったら、黒い部分にまだ黒くないもみ殻を被せてください。
ある程度、黒くなり始めたら焼き芋開始です。
と、その前にサツマイモの前準備です。
サツマイモを新聞紙で包みます。そしてこれを水で濡らしておきます。
そしてさらにアルミホイルで包みます。
このアルミホイルに包まれた芋を、もみ殻の中に投入します。
写真ではアルミホイルが見えていますが、この上にもみ殻を被せて見えないようにしてください。
だんだんと全体が黒くなってきました。
しばらく待つと、全体が黒くなりました。
ここまで来れば燻炭も完成なので、焼き芋を取り出します。
今回は、火を付けてから3時間弱、焼き芋を投入してから1時間15分でした。使ったもみ殻は250リットルくらいです。
すっかり日も沈んでしまいました。
燻炭器をショベルなどで倒してよけておきます。かなり高温なので素手で触ってはいけません。
その後、燻炭にジョウロで水を掛けておきます。
水を掛けないと、くすぶり続けて燻炭が単なる灰になってしまい、土壌改良資材になりません。
後日、温度が下がった状態で回収しておきましょう。
さて、焼き芋です。
アルミホイルと新聞紙をめくると、こんな感じにしっかりと中まで柔らかくなっていました。
うん。甘くて美味しい!!やって良かった!
さて。燻炭に加えて、美味しい焼き芋までできてしまい、たいへん幸せなのですが、
・時間が掛かる
・もみ殻を何度も被せ直す必要があるので、放っておけない
・たくさん焼き芋を作っても一度に食べられない
という難点があります。
たくさん焼き芋を作っても、冷めてから食べるのでは意味がないですからね。
そう考えると、友人や仲間を集めて焼き芋大会にしてしまえば、賑やかにできるしたくさん焼き芋が作れて効率的ですね。