いま露地でほうれん草を栽培しています。
この時期、朝は霜が降りるので不織布を掛けてやりました。
今回選んだ不織布はパオパオ(日本マタイ製)。 幅1.8メートル、長さ200メートルのものです。
パオパオを選んだ理由は、先輩農家さんから勧められたから。なので大丈夫でしょう。
この時期に不織布を掛ける理由は
・霜が直接作物に当たるのを防ぐ
・保温効果がある
・ヒヨドリから作物を守る
です。
これでなかなか大きくならないほうれん草がババーンと生長することを期待!
今回やった張り方はベタ掛けです(トンネルではありません)。
畝(約60メートル)の端に杭を打ち付けます。
ここに不織布の端を巻き付けます。
不織布の中心に、一本の棒を通して、カラカラっと引っ張っていきます。
今回は200メートルの不織布を用意したので、畝の端はこのようにして折り返しました。
こうすることで不織布を切断しなくて済みます。
こうして3本の畝に不織布掛けが完了。
なお、不織布は風に飛ばされるので、3メートル間隔くらいで押さえています。
不織布に押さえピンを挿すと不織布に穴が空くので、マルチ押さえを利用しました。
マルチ押さえを挿さずに、T字部分で押さえるようにしてみました。
ある程度の強風までなら耐えてくれるはず。
作業自体は難しくありませんが、風の弱い日を狙って作業をするのが良いですね。