年末年始の需要に対応せよ

世間では仕事納めとなり、年末休暇の気分になっていることでしょう。
農家は平常運転、いや、いつもより忙しい。

というのも、年末って野菜がよく売れるんですよ。

子供たちが終業式を迎えた頃に売れ行きがバンッと上がり、仕事納めを越えるともう一つバンッと上がる感じ。

こないだまで売れ行きが芳しくなかった水菜も、よく売れます。
夕食に鍋をする家庭が増えるのか、白菜は出しただけ売れます。

と言うわけで、この時期の高い需要に対応せよ、ということなんですが、なかなかそうも行かないのが難しいところ。

理由は2つ。
・収穫~調製(袋詰め)~出荷まで手が回らない
・出す野菜がない

「手が回らない」は、いろいろと出荷しようにも、時間が足りていません。
あんまり多く収穫すると、袋詰めにも時間が掛かって、出荷に間に合わない、なんてこともあり得ます。

「出す野菜がない」は、この時期に出荷したくても、収穫時期がもう少し先だったり、収穫し尽くしてモノが無い場合です。
ちゃんとこの時期の出荷を狙って栽培を始めることが上手にできれば解決しそうです。

ってな感じで、年末は売上がガッポガッポという訳には行っていません。
晩遅くまで袋詰めをして、早朝から出荷して、昼間は収穫して、ということを地道に続けています。