神戸新聞の記事からです。
兵庫県内で転出者が転入者を上回る転出超過は加古川市が最多とのこと。
転出超過、加古川市が県内ワースト 20代前半が突出 (神戸新聞)
https://www.kobe-np.co.jp/news/touban/202002/0013089468.shtml
意外でした~。
加古川市は
・JR神戸線が通っているので神戸・大阪も十分に通勤圏内
・子育てプラザも複数あり子育て環境も充実している
という点から、人口は集まってきているのだと思っていました。
20代前半が他へ引っ越しているとのこと。就職を機に引っ越すようです。
で、気になる稲美町は、、、
転入786人、転出792人、転出超過が6人。
減っているとは言え、誤差の範囲かなぁ。あまり増減は大きくない感じ。
せっかくなので統計データで見てみました。
住民基本台帳人口移動報告 (総務省統計局)
https://www.stat.go.jp/data/idou/index.html
働き盛り世代(20~49才とする)の5才ごとの転入超過数です。
20~24才 | 25~29才 | 30~34才 | 35~39才 | 40~44才 | 45~49才 | |
---|---|---|---|---|---|---|
加古川市 | -476 | -75 | -120 | -55 | -28 | -35 |
稲美町 | -59 | -18 | 31 | 31 | 11 | -13 |
加古川市は、働き世代がどの年齢でも減っているようです。
稲美町は30~34才、35~39才、40~44才が転入が多いという、これまた意外な結果に。
幼児から中学生・高校生がいる家族くらいの年齢層でしょうかね。
稲美町の移住促進PR動画(YouTubeで見てみよう!)が効いているんでしょうか(笑)
ちなみに、兵庫県内の市と郡(37ヵ所)のうち、転入超過は宝塚、伊丹、尼崎、明石の4市のみ。あとは転出超過です。
みんな大阪へ通勤するんでしょうね。
都道府県単位で見ると、39府県で転出が多いですね。
転出した人達は残りの7都府県(沖縄、滋賀、福岡、大阪、千葉、埼玉、神奈川、東京)へ移っているという構図。
みんな都会が好きなんだなぁ。(滋賀が含まれているのが意外ですが。。)