農業がうまく行っていないのは、手が回らないからだと思う

いま収穫時期なのが、水菜・ほうれん草・白菜。
でも、収穫が追いつかず、採り遅れになり始めています。

水菜はすべて収穫しても150kgくらい(1500~1700株くらい)なので、たいした量ではありません。
葉物野菜をメインにしている農家さんなら1日で採る量かも知れません。

でも、自分は調製作業(袋詰めなど)に時間が掛かるので、1日80袋(16kg前後)くらいが上限です。
1日80袋採っても10日間掛かります。

しかし、他の作業や売り先の関係もあり、80袋作れる日はほとんどなく、15~40袋くらいが通常です。
となると全収穫に20~30日掛かり、採り遅れるわけです。

白菜も20個にひとつくらいは、中心が割れています。
育ちすぎたんだと思います。

ほうれん草も、当初は袋詰めして直売所で売る予定でしたが、袋詰めする時間はないので加工用に回すことにしました。


野菜を栽培しても、手が回らずにちゃんと出荷できないのが現状です。

さて、この状況をどう打開するか。
パッと思いつく案を列挙すると、、、

・労働力を増やす
・調製作業を簡略化する
・袋詰め不要の出荷先に出す
・栽培品目を絞る
・播種(定植)の時期を、一度にやらずに分散する

くらいでしょうか。

ここのところ、自分の労働力のほとんどを収穫~出荷に使っています。
灌水設備を作ったり、調製作業部屋を準備したり、ハウス内の環境測定システムを作ったり、やる必要があることは満載ですが、時間がなくて出来ていません。

特に灌水設備は完成しないと、春からのトマト栽培をまた失敗してしまう恐れがあります。

なので、出荷をあきらめてでも、これらの作業に手を付けるべきでしょうね。今は。

という結論に達しました。
水菜・ほうれん草・白菜も、すべての収穫はあきらめて時間を確保します。

2件のコメント

  1. 初めまして、同じ稲美町で兼業農家をしている西川と言います。
    少し前から情報発信されている事を知りました。
    偶然にも同じ地区内とはびっくりしました。
    専業でされているのですね。

    当方、自宅(母屋)の畑で野菜(菜園程度ですが)と、田圃で米を作っています。
    これからもっと忙しくなると思います。
    お体に気をつけて頑張ってください。
    ではまた。

  2. コメント、ありがとうございます。
    同じ町内の方が見てくださっているのは励みになります。

    私は専業でやっているとはいえ、まだまだ農業経営は軌道に乗っておらず試行錯誤の毎日です。
    この試行錯誤を発信をしていきながら、少しずつ農業を回していきたいと思っています。

    今後もお時間ございましたら、見に来てくださいませ。

ただいまコメントは受け付けていません。