作業の常識を疑え

と、偉そうなタイトルを付けましたが、、
自分はまったく出来ていません。

いま栽培している大玉トマト。溶液土耕栽培です。

この場合、よく聞く栽培の流れで
・病気に強い接ぎ木苗を購入する
・開花したころに定植する、株間は40センチ
・定植時に灌水、その後は水をやらない
・活着したら灌水開始
・わき芽は早いうちに取る
・1~2段目の花はトマトトーン処理をする
・3段目以降の受粉はマルハナバチを使う
・実がピンポン球くらいになったら液肥灌水を開始
・実が色づき始めたら、そこより下の葉を落とす
・少し青いくらいで収穫する
などと言われているかも知れません。

収穫したトマト

こういうやり方は基本なので大切です。

しかし、このような教科書的なやり方で進めると、
・作業が多くて手が回らなくなる(トマトトーン処理、わき芽取りとか)
・経費(接ぎ木苗、マルハナバチなど)ばかり掛かって収益にならない
などが発生します。

ということで、こういった常識を疑って掛かりましょう。

・実生苗じゃダメなの?
・わき芽は取らないとダメなの?
・マルハナバチは経費が掛かるよね
などなど。

疑った後の、正解は知りませんよ。
とはいえ、様々な作業を一度疑ってみる、本当に必要な作業なのか? もっとコストを下げる方法はないのか、マルハナバチじゃないと受粉しないのか?

先人達が編み出した栽培方法はかなり的確だと思いますが、それを知った上で、アタマを使って自分なりのやり方を確立させることも大切なことだと思ったのであります。