野菜移植機を見てきた

農機屋さんの展示会で、みのる産業の半自動野菜移植機VT-20を見てきました。

野菜移植機ってのは、セルトレイやポットで育てた野菜の苗を定植(植え付け)してくれる機械です。

半自動ってのは、植え付け(植穴を掘って、苗を埋めて、土を被せる)作業を機械がやってくれますが、植える苗を機械に投入する作業は人がやる必要があります。

全自動ってのも世の中にはありまして、セルトレイを置いておけば、苗を取り出して植え付けまで機械がやってくれるようです(人は機械を押して歩くだけ)。


さて、今日見てきたVT-20は、半自動なので自分で苗を投入する必要があります。

半自動野菜移植機で、以前ヤンマーの汎用野菜移植機PH1,Aを使ったことがあります。

価格も全然違う(ヤンマーが高価)なので、比べるのもナンですが、、、

・VT-20は苗を投入する場所が1ヵ所なので、テンポ良く投入する必要がある(PH1,Aは8ヵ所)
・VT-20の進む速度はゆっくり
・VT-20は三輪車(片側が二輪、反対が一輪)で、駆動輪は片側二輪なので直進性が弱い(PH1,Aは四輪)。(支えがあるので、使用中は直進する)

という感じでした。

進む速度がゆっくりなので、広大なほ場に何万本も定植する場合は不向きでしょう。
でも、うちの場合は1000本程度が多いので、これくらいで十分かも。

いま、露地に野菜苗を定植する場合は、全手動(植穴を掘って、苗を埋めて、土を被せる)で1000本植えるのに10時間ほど掛かるし、腰が痛い。

それを考えれば、かなり省力化できそうです。

問題は、カタログの圃場の条件に「柔らかい圃場、砕土が十分にできている圃場」と書いてあるので、うちのガチガチなほ場で使えるのかどうか。。