動力噴霧器と先端のノズルについての講習会があったので行ってきました。
お話に来られたのが
・やまびこジャパン(キョーリツ)
・丸山製作所
・ヤマホ工業
からの豪華な面々。
先端のノズル。皆さん、こだわっていますか?
自分は噴霧器を買った際の標準装備品をそのまま使っています。
ノズルにもいろいろあるようですが、基本は「噴霧する液体をどのくらいの大きさの粒にするか」で選択するようです。
小さい霧にすると、
・(メリット)細かい霧が葉の裏まで回り込むため、防除などの効果が高い
・(デメリット)風によく流されるため無駄が多い、隣の作物や畑に薬剤が掛かり迷惑
という特性があります。
一方、大きい霧では、
・(メリット)周囲への飛散が少ないため、除草剤散布に向いている
・(デメリット)薬剤は下へ落ちるため、葉の裏などには掛からない
という特性があります。
どちらが良いというわけでは無く、使い分けですね。
噴霧する竿にノズルがいくつ付いているかも重要。
長く伸ばした竿で、6個くらいノズルが付いていると、かなり広範囲に散布が可能です。
この銀色の竿はステンレス製。
こちらの黒い竿はカーボン製。軽くて丈夫なのでこれからの主流はこれだそうです。
10数メートルに散布するタイプもありました。露地で広範囲に散布したい場合、かなり効率が良さそうです。
ハウスの葉物野菜などには手押し型のノズルも。
ノズルを立てると、トマトなどの背が高い作物にも効率よく散布できそう。
これだけ一度に散布できると、ものすごく作業効率が上がりそうで夢が膨らみます。
が、これだけを散布するにはそれなりに強力な噴霧器も必要です。
それがまた高いんですよ。
でも、いまは25リットルの背負い動噴だけなんで、やっぱりラジコン動噴も欲しいなぁ。
竿だけ立てていると、釣り具屋の釣り竿売り場みたい。