除草剤の話

研修時代の同期にばったり出会い、話をしていたら除草剤の話になりました。

雑草に負けそうなキャベツ

除草剤には、
・どんな植物でも枯らすタイプ (ラウンドアップ、バスタなど)
・発芽直後のイネ科植物を枯らすタイプ (トレファノサイド、ラッソーなど)
・生育期のイネ科植物を枯らすタイプ (ナブなど)
があります。

同期の彼はナブ乳剤をお勧めしていました。
確かに、作物がある程度育った状態で散布できる除草剤というのは有り難い。
(ただし散布回数は1回のみの作物が多い)

自分は、よくトレファノサイド乳剤を使います。
畝立て直後(作物を植える前)に散布すると、かなり除草効果があります。
ただし、時間が経つと、イネ科以外の雑草は伸びてきます。

雑草対策なんて、なんの生産性のない作業なんで、極力これに掛かるコスト(時間・お金)は減らしたいですね。


なお、そう遠くない未来に、雑草を抜いてくれるロボットが登場すると思っています。

ロボットと言っても人型ではなく、管理機のような形と思います。
要はAIが作物か雑草かを判断して、雑草と認識したものは、
・ロボットアームが抜く
・ハサミで切断する
・除草剤をピンポイントに少量散布する
のいずれかを行います。

農家は農作業に専念している間に、このAI除草機が自動で雑草をゼロにしてくれる訳です。
5年以内に出るんじゃないかなー。