稲美町の遊覧飛行動画を作ってみた

Google Earthを使ったCG動画です。
マイクロソフト社のFlight Simulator 2020に対抗して作ってみました。

2020年8月にMicrosoft Flight Simulator 2020が発売されました。
このシリーズの新作は実に14年ぶり。

なんと言ってもグラフィックが素晴らしい。ほぼ写真。
実際に、衛星データや航空画像を元に地球上の建物や道路、地表の風景を作っているようです。

自分もFlight Simulator 2002(2001年発売)を持っていて、操縦桿とラダーペダルも準備して、よく空を飛んだものです。

思わず最新作Flight Simulator 2020を欲しくなりましたが、、、
自分の低スペックPCでは絶対に動かないことに気付きました。

ブラウザやYouTube、ワードにエクセルなんかはまったく問題なく使えているので、スペック不足を感じたことは無かったのですが、、、
さすがに最新のゲームを動かすとなると、完全に力不足であることが露呈しました。


ということで、Flight Simulator 2020の購入はあきらめました。
が、飛んでいる気分を味わいたいのでGoogle Earthのツアー機能を使って稲美町上空を飛んでみる動画を作ってみました。
(Google Earthのフライトシミュレーター機能は使っていません)

Flight Simulator 2020の世界と、Google Earthの世界を比べると、建物の正確性はGoogle Earthが現状勝っていると思います。
Flight Simulator 2020はAIによる自動生成、Google Earthはまんま衛星写真で作っているので、当然と言えばそうです。

しかし、Flight Simulator 2020では雲が浮いていたり雨が降ったり、下界では道路を自動車が走っているんです。
なんと言っても自由に飛べます。素晴らしいです。やっぱり欲しくなりますね。


以下はマニアックな話。

うちのPCは2010年に購入したもの。
スペックはこんな感じ。判る人には、ずいぶん古いと思うことでしょう。
CPU: Intel Core i3 CPU 530 @ 2.93GHz
Memory: 8.00GB
GPU: NVIDIA GeForce GT730 (2048MB DDR3)
OS: Windows10 Pro 64-bit
Google Earth Pro: 7.3.3.7786 (64-bit)

なお、購入当時は、GPUはオンボード、OSはWindows7 Pro 64-bitでした。

この動画のレンダリング(Google Earthの動画メーカー機能)もこのPCで行いました。
気になるのは、建物が手前に近づいた瞬間にボコボコと高精細に表示される点。

手前だけ高精細に表示するのではなく、視界全体の建物を高精細に表示して欲しいものです。

思ったのが、高精細に表示できないのは、この低スペックPCが原因なのでは?
具体的にはGPU(NVIDIA GeForce GT730)のVRAMが2048MBしかないので、テクスチャ(建物の画像)を納めることができていないのでは?

と思って、原因を切り分けるために、GPU(NVIDIA GeForce GT730)を無効にして、オンボードGPU(初代のIntel HD Graphics)に切り替えてみました。VRAMは128MBと少ないので、テクスチャはもっと汚くなると予想。
その結果、、、作った動画のクオリティに変化はほぼ無し。良くもならず、悪くもならず。

となると、逆に最新のGPUを搭載してもクオリティは同じなのかも。
Google EarthってそれほどGPUを使った描画をしていないのかも知れません。

まだまだ10年前のPCでがんばるか。