消防団について調べてみた

今年はご近所で立て続けに火災がありました。
そこで気になった「消防団」について調べてみました。

消防団とは、
『普段はそれぞれに職業をもっている地域住民から組織され、「自分たちの地域は自分たちで守る」という精神のもと、火災や水害などの災害から町民の「生命と財産」を守っています。』
とあります(稲美町ホームページより、以下同)。

消防署員といった本職の方ではない、ということですね。

消防団は、
災害時は『消火活動をはじめ、水害時の警戒や土のう積みの他、大規模災害発生時は救助・救出活動などを行います。』
平常時は『消火訓練や機材の整備点検、防火活動などを行います。』
とあります。(同)

(イメージ写真。photo-acより)

農業の先輩(消防団員)に聞いたところ、火災が発生すると防災無線で連絡が来て(無い人は、メールやLINEで連絡が来る)、団員が2名以上揃ったら消防車(ポンプ車)を出動させるそうです。
でも、本職の消防署員がすぐに来るし、消火のプロなのでそちらに任せるため、消防団員が放水をして消火活動するのはほとんどないそうです。
じゃ、何をするかというと、現場周辺の交通整理をやったりするそうです。(火災現場付近に車が行かないようにして、消防車をスムースに到着させるなど。)

あと、消火後の後片付けなどもやるそうです。

消火以外の活動は、消防訓練や機材の点検作業などがあります。
稲美ふれあいまつりや加古大池まつり(花火)の警備なども実施するそうです。
地区の祭りでは焼きそばを売っていました。

(イメージ写真。photo-acより)

と、活動は多岐に渡ります。
団員数は全国的に減少傾向で、男女問わず消防団員を募集しているとのこと。

稲美町内は、2020年4月で799名が団員登録しているので、知り合いにも1~2名はいるかも知れませんね。