今年はバケツ稲もやってみます

「バケツ稲」とは文字通り、バケツで育てる稲です。

田んぼと違って、庭やベランダで育てられるため、稲の生育をよく観察することができます。
今回は家の3歳児に見せてみようと思い、バケツ稲をやります。


バケツ稲をやる際に一番問題になるのは、種籾(たねもみ)の入手方法だと思います。

ネットでも販売されていますがキロ単位で売っているので、バケツ稲には量が多すぎます。
JAグループでは小袋で配布しているので、それを利用するのが良さそうです。

自分は、田植えで余った苗をバケツに植えてみます。
余った苗って、田んぼの隅にこうやって置かれ(捨てられ)ます。ここから数本持って帰りました。

用意したバケツに畑の土を入れます。
たっぷり入れます。少ないと苗がバケツの陰になり育ちが悪くなると思います。

水を入れます。
これも土全体に水が染み込むよう、たっぷり入れます。

土の上部を軽く混ぜて、最後に表面を軽くなでて、表面を平らにします。代かきですね。

そして苗を植えます。
苗の束から3~4本取り分けて、バケツへ倒れない程度に挿し込みます。
それを3~4箇所植えます。

バケツ稲の田植えはこれで完了。
このくらい植えると、お茶碗の3~4割くらいになるそうです。意外と少ないですね。

あとは日当たりのよい場所に置いて、水を張った状態を保つように定期的に水をやればオーケーです。


一週間後の姿はこんな感じ。
まだまだ小さいですが、先端に葉水が付いているのでしっかりと根は張ったようです。

バケツ稲のその後はこちらをご覧ください。
バケツ稲の栽培、収穫、炊飯まで


お米づくりに挑戦(やってみよう!バケツ稲づくり) (JAグループのサイト)
https://life.ja-group.jp/education/bucket/