カレーを黄色く色づけするのはターメリックです。
今回、春に植えてこの冬に収穫したウコンでターメリックスパイスを作ってみました。
作り方はわりと簡単なので紹介します。
ちなみにウコンは和名で、スパイスになると英語名のターメリックと呼ばれます。
ウコンの収穫は、冬になり葉が枯れ始めた頃。
今回は少量をプランターで栽培しただけなので、収穫も楽々でした。
とはいえ「よく育ったウコン」を知らない。こんなもんかなぁ。
抜いたらこんな感じ。
この根っこの部分を外して、水洗いします。
ざっとこんな感じになりました。
たぶん、左上の黒っぽいのは春に植えた種で、右側の白っぽいやつは根っこ。
というわけで、それ以外の左下のやつを利用します。
これを薄く切ります。
切った断面はこんな感じに。すでに黄色い。
ちなみに、種と根っこの断面はこんな感じでした。
たぶんこれらも利用しようと思えばできるんでしょう。使わなかったけど。
次に、輪切りにしたウコンを干します。
天気にもよりますが一週間も干せば十分かと思います。
あとはウコンを粉末にするだけです。
ここでニューマシンを導入してしまいました!
ラボネクト社の製粉機「コナッピー」です。
簡単に言えば「ミル」です。材料を粉末にします。
このコナッピーは粉末のきめの細かさが強烈です。
家電量販店のミルとは比べものになりません。
ずっしりとした本体と、3万円超の出費が、二つの意味で非常に重い。
でも、スパイスを作ろうと思ったら、このくらい細かく粉砕してくれる機械は必須なはず!
きっと一生モノとして役立ってくれるはず!(と自分に言い聞かせる)
さて、このコナッピーですが、動かす様子を動画で撮ってみました。
できあがった粉末がこちら。
きめ細かさも十分です。さすがコナッピー。
しかしですね。。
自家製ターメリックと市販のターメリックを比べてみたら、明らかに色が薄いんですよ。。
左が今回作ったもの、右がスパイス屋で買ったもの。
風味は粉末化の直後なので自家製ターメリックが断然強いのですが。
うーん、これはウコンの品種かなぁ。それとも栽培方法の問題かなぁ。
もしかすると天日干しをやり過ぎたのかも。
原因は判らんけど、ウコンはまた春から栽培してみようっと。
いつか、国産スパイスとして量産したい気分。