塩ビ管で棚を作ってみた

灌水設備を塩ビ管で作る計画ですが、そもそも塩ビ管を扱ったことがないので手始めに棚を作ってみました。

棚と言ってもいろいろですが、今回は屋内の作業場に置く、道具を置くための棚です。
よって、多少の見てくれの悪さは目をつむります。

設計図はこんな感じ。
大まかな骨格と、どこにエルボ・ティー・キャップが必要かが判る程度の記載です。
あと、それぞれのパイプの長さも決めておきます。

あとは、必要な材料を買ってきて、設計した長さに切っていきます。

この切る作業にはパイプカッターを使用しました。

が、後で判ったのですが、ノコギリで切る方が格段に楽です。時間も掛かりません。
削りクズが出るのが難点なくらいです。

次に組み立てです。
灌水設備の演習も兼ねているので接着剤でしっかり固定しようと思ったのですが、しっかりはめ込むと十分な強度がありそうだったので、はめるだけにしました。

次は塗装です。
これはミッチャクロンという下塗り剤を吹き付けて、塗料が乗りやすくします。

続いて油性塗料を塗っていきます。

塗装を終えた棚がこんな感じです。

次に、棚の台の部分を作ります。
ここは塩ビ管ではなく、木材で台を作ります。

使用したのが野地板と呼ばれる木材です。一枚の大きさが12 x 105 x 2000mm。
近所のホームセンターで17枚組が1500円くらいでした。

幅105mmを3枚並べて315mmの台を作ります。

ここで役に立つのがハタガネ(端金)。
これで3枚の板を固定して、そこの補強の木材を固定します。

3枚の野地板をひとつに組んだ時点で、表面をやすりで軽くこすっておきます。
野地板の表面ってかなりザラザラしていて、木のトゲなども残っているので、やすり掛けは必須です。

この板を塩ビ管の棚に乗せて、下から塩ビ管を固定する金具でしっかりと留めます。

そして完成~♪

台は両サイドを支えているだけで強度としては知れているので、軽めの道具専用の棚ですね。

初めての塩ビ管工作にしてはまぁまぁの完成品かな。