百姓としての生き方

キュウリはほぼ終了だし葉物はゆっくりで書くことがないので、日頃思っていることを書きます。

知人・友人に「仕事、何やってるの?」と聞かれたら、
「百姓」
と答えています。

百姓とは農民や農家の人を指す言葉です。
なので、自分のような専業農家はまさに百姓です。

(写真は photoACより)

もっとも、百姓と聞いて想像するのは、「まんが日本昔ばなし」に出てくるようなクワを持ってやせた畑を耕す、貧乏そうな年老いた農作業者をイメージしてしまうんですが。。

もともとこの百姓という呼び方は、昔(←いつの頃かは知らない)、百個の姓(仕事)を持つ人を指していたそうです。

つまり、農作業で米や野菜を作るけど、藁で傘やワラジを編んで売ったり、釣った魚を売ったり、大工をやったり、船頭をやったり、自分の得意とする分野でも収入を得て生計を立てていた人のことを百姓と呼んでいたそうです。
(昔も農業だけで食っていくのは難しかったのかも知れません。。)

(写真は photoACより)

なので、自分も、
農業を主体として、それに関連する分野でも収入を得て生計を立てること
を目指して、自身を百姓と言っています。

具体的には、農業(栽培して販売すること)をして、環境測定(温度やCO2濃度など)の装置を作ったり、灌水設備を組んだり、ビニールハウスを建てたり、etc.. ができればいいなぁと。

いまは農作業に忙殺されるだけで、ほとんど他のことはできていませんが、少しずつ他のこともやっていきたいなと思っています。