トマトへトマトトーン

呪文のようなタイトルですが。。
トマトトーンとは、実の着きを良くする植物成長調整剤です。

大玉トマトは実が着きにくいので、植物成長調整剤を吹きかけて確実に着果するようにします。

よく言われているのが、一段目~二段目の花はトマトトーン処理をせよ、です。
それ以降の花は、振動やマルハナバチを放って受粉させます。

このトマトトーンですが、無色透明の液体です。
これを100倍の水で薄めたものを、トマトの花に霧吹きで吹きかけます。

気温が低い(20℃以下)場合、ちょっと濃くして80~90倍の水で薄めたものを吹きかけると良いそうです。
ちなみに、トマトトーンのパッケージには「低温時には50倍に希釈」とあります。

トマトトーンの注意点は、
・花以外に掛からないようにすること (特に若い葉には掛けない)
・1回のみ掛けること (複数回掛けると奇形果になる)
です。

花だけに掛かるようにするために、手で花を覆って、そこをめがけて吹きかけます。ゴム手袋必須です。

複数回掛けないようにするために、トマトトーンの希釈液に食紅を溶かして赤い液体にしたものを吹きかけます。
花にうっすら赤い色が残るため、その花はトマトトーン処理済みと判るわけです。

と、文章でダラダラと書きましたが、写真はありません。
(ゴム手袋が食紅で真っ赤になって、とても写真を撮る心の余裕がなかった。。)

ちなみに今回、2リットルのトマトトーン希釈液を作った際、10グラムの食紅を入れました。
食紅はなかなか溶けないので、お湯で溶かしましょう。

これでしっかりと実が着いてくれることを期待です。