大玉トマト、吊し誘引でのコツ

吊し誘引は、上からヒモを垂らして、ヒモとトマトの茎をクリップで挟む誘引方法です。

吊し誘引は上手くやらないとトマトの樹が倒れます。
実際に、何本か倒れています(汗)

なので、思いついたコツを書いておきます。

クリップが弱いと茎が吊せない

クリップはヒモをしっかりと挟む必要があります。
これが弱いと、茎はずり落ちます。

シームの「くきたっちアルファ」は高価なだけあってヒモをがっちり挟みます。先輩農家さんが使っています。
フジカワの「たっち君」もしっかりとヒモを挟んでくれます。
福農産業の「園芸クリップ」は少し心許ないです(この製品がダメという訳ではなく、ヒモを挟む使い方には不向き)。

クリップは最初に2つ付けておく

定植時はクリップ無し。草丈50センチほどでクリップ1つめ。草丈100センチほどでクリップ2つめ。
と付けていくのですが、トマトの本数が多いと、クリップが0個、1個、2個を見分けるのが面倒。
なので、栽培初期にヒモにクリップを2個ずつ挟んでおけば、ぱっと見でいくつクリップを付けたかが判ります。

クリップの場所移動は先手必勝

トマトの樹が大きくなるに合わせてクリップの位置を高い場所に変えていきます。
これを怠ると、トマトの樹は自重で立てないので曲がるか折れます。

トマトの樹が傾くよりも先に、クリップを適切な場所に変えてやりましょう。
こうすればトマトの樹もまっすぐに生長します。

と、こんな事を思いながら作業をしています。