以前から茎が茶色くなるトマトが何本かありました。
これの原因。それはトマトサビダニ。
いやー、てっきり水の吸い過ぎで根腐れしているものとばかり思っていました。
トマトサビダニって、つまり「ダニ」です。
こいつがトマトの茎から汁を吸うことで、トマトはサビ色になります。
トマトの実の表面もザラザラになって売り物になりません。
トマトサビダニは小さくて肉眼ではなかなか確認できません。
本体は見えませんが、トマトの下の方から茶色くなるので、茶色を見つけたら「いる」と考えて良いでしょう。
さらに放っておくと、トマトサビダニが勢力を増して、蜘蛛の巣のようなコロニーを作ります。
コロニーが出来てしまうと農薬も効きづらくなります(コロニーの中まで届かない)。
茶色くなった株はいずれ枯れますし、隣の株にもトマトサビダニが引っ越して茶色くなります。
対策ですが、
・茶色い株はさっさと抜く
もしくは
・農薬散布
ですかね。
農薬は殺ダニ剤に分類される「コロマイト乳剤」が天然物由来の成分なので、気分的に安心でしょうか。
いずれにしろ、早めの対策が大切です。