トマト最終出荷、そして伐採

4月から栽培した大玉トマト。今日が最後の出荷でした。

結果的には今年も散々な結果でした。

序盤はそこそこ管理も行き届いており、収穫が始まってからどんどんと収量が増えていきました。
しかし、収穫が忙しい時期はすぐに終了。

原因は、例年にない長く続いた梅雨。いや、梅雨ではなく、短時間に降った集中豪雨。

1日の雨量が20ミリを超えると、たいていハウス内に浸水して畝間が池になります。
が、収穫が始まってから、20ミリを超える日が10日もありました。

6月13日 54.0ミリ
6月18日 41.5ミリ
6月19日 33.0ミリ
6月30日 28.0ミリ
7月 3日 37.5ミリ
7月 6日 40.0ミリ
7月 8日 63.5ミリ
7月10日 44.5ミリ
7月14日 37.0ミリ
7月25日 55.5ミリ

特に6月18日・19日で、トマトが盛大に水を吸って裂果が多発。
それ以降、収量は激減。

昨年のトマト栽培も散々でしたが、最終的な収量はそれを下回りました。


そんなこんなでしたが、今年のトマトも終了。
朝の時点で、茎を引っこ抜きました。

引っこ抜いたトマトの樹。まだ青々としていますね。

そして半日後。もう枯れ枯れです。同じ樹ですよ。

って、普通に抜いただけじゃ、こうはなりません。
どうやったか。

ハウスを閉め切っていたんです。
梅雨明けした快晴の今日、ハウス内は60℃くらいになったはずです。

トマトは葉っぱからどんどんと蒸散をして温度を下げようとします。
そして根から水を吸い上げるのですが、、、茎が引っこ抜かれているので吸い上げは出来ず。。

ちょっと可哀相ですが、半日で枯死です。

こうしないと、ハウスから運び出すのも重たいし、運び出してもなかなか燃えませんので。

ということで、これからはトマト残渣の片付けの日々が始まります。