JA兵庫南の職員さんから勧められて、スイートコーンを植えることになりました。
JA兵庫南ではスイートコーンを『スイートモーニング』というブランドで売り出しています(販売は6月中旬~)。
出荷量を増やしたい思惑があるようで、暇そうにしている自分にお声が掛かった次第です。
ということで、初のスイートコーン栽培は量を少なめに。5a(約500㎡)に2000本です。
まずは畝立て。
ここ数週間は毎週どこかで雨が降ったため、圃場が全然乾いていません。
しかし、スイートコーンの定植を遅らせるのも限界なので、強行しました。
結果は予想通り。
湿った土をトラクターでかき混ぜると粘土状になります。
その土で畝を立てると、こぶし大の土の塊がゴロゴロした畝になります。
こんな土に植えて、根付くのか疑問ですが、強行したので仕方ないです。
というのが昨日の作業。
さて、今日が定植です。
スイートコーンの苗も、肥料分が無くなったのか葉が黄色くなってきました。
しかもずいぶんと根鉢がしっかりと出来上がっています。
スイートコーンは直根性の作物なので、根がグルグル巻きになってはダメなんです。
定植遅れですが仕方ない。やります。
今回は先日導入した半自動野菜移植機 みのる産業のVT-20を初めて使ってみました。
今回のVT-20は、固い畝に植え付けるというかなり厳しい条件での使用になったため、たぶん本領発揮は出来ていません。
それでも8割くらいはちゃんと植えられたかな。
1割は手で植え直しが必要、残り1割は植えられず畝の上に転がっていた、という感じです。
改めて言いますが、悪いのは固い畝です。VT-20ではありません。
こんな悪条件でも8割植えたので、ちゃんと柔らかい畝を立てたら、ほぼ100%植え付けるのでは、という印象です。
VT-20については、今後使用感は書いてみたいところ。
次の定植作業は先なので、書くのもしばらく先だけど。
ということで定植が完了しました。
植え直しを含めても2000本を一日で植えられたのはVT-20さまさまです。
完全に手で植えるとなると、2~3日は掛かりますからね。
水やりは明日の雨に任せて、あとはどれだけ活着(かっちゃく。根付くこと)するかですね。
JA兵庫南がスイートモーニングを紹介する動画作っていたので貼っておきます。