培養土プライムミックスの種類は使い分けよう

先日、キャベツを植えました。
品種はホームセンターで買った「YR青春2号」。安いやつです。

この時、128穴セルトレイ 2枚に播種(種まき)しました。

播種して数日後はこんな感じに。
手前と奥で、生育に大きく差があるのが判りますか?

使った培養土が、プライムミックス TKS-1とプライムミックス TKS-2。
2枚のセルトレイで、別々の培養土を使った訳です。
理由は、何のことは無く、少し残っていたプライムミックス TKS-2を使い切りたかったから。

さて、2種類あるプライムミックスですが、それぞれ用途が違います。
・プライムミックス TKS-1・・・播種専用
・プライムミックス TKS-2・・・育苗専用

いずれもピートモス(ミズゴケを原料とした土)がベースですが、肥料成分が異なります。
・プライムミックス TKS-1(播種) N:80-190mg P:40-110mg K:140-230mg
・プライムミックス TKS-2(育苗) N:220-370mg P:90-210mg K:270-460mg

さらに数日後の様子がこちら。
明らかに黒いトレイの方が生育が早いです。

それぞれ、どの土を使ったかというと、、、
銀トレイ=プライムミックス TKS-1=播種専用
黒トレイ=プライムミックス TKS-2=育苗専用

TKS-2(育苗専用)の方が生育がいいじゃん!
って思いがちですが、、、ずいぶんと徒長気味でした。。。

発芽直後の小さい苗にTKS-2(育苗専用)は肥料が多すぎるのかも。
倒れている苗もちらほらあります。

という訳で、播種にはTKS-1、育苗にはTKS-2を、培養土は正しく使い分けよう、というお話でした。