トマト育苗のための電熱線を使った温床製作 [前編]

電熱線を使った温床を作ってみました。

今年のトマト栽培は、苗購入をやめて種から育苗しています。

発芽までは、屋内で観葉植物用の小さなビニールハウスで育てました。
しかし、鉢上げをするととても場所が足りません。

鉢上げ後も、夜間も暖めて育てるために温床が必要になったわけです。

とはいえ小規模です。
現状は、200穴セルトレイが6枚。
鉢上げ後は、トレイ(7.5センチポットが40個入るやつ)が30個。
これを置けるサイズ、1.6メートル×6メートル(約9.6㎡)のものを作ります。

なお、ここに書く作り方はあくまで「自分が作ったやり方」です。
参考になる部分があるかも知れませんが、真似しない方がいいやり方もあると思います。


まずは温床とするエリアの造成です。
今回の温床はトマト育苗後は解体します。短期利用なので、ハウスの真ん中に作りました。
管理機で耕したあと、トンボで均しましたが、平坦にはなりませんね。

本当は、温床は育苗用ハウスの中に作るのが理想です。
野菜を栽培しているハウス内で育苗すると、野菜の方からかなり害虫が入り込むようです。
(そもそも育苗用ハウスは持ってない。。建てたいなぁ。)


温床の外周を木枠で囲みます。
この木枠にアーチを挿す筒を取り付けます。

木枠はホームセンターで買ってきた野地板です。1枚が2メートル長。

アーチを挿す部分は塩ビ管を切って作りました。
塩ビ管をサドルバンド1個で固定していますが弱いです。2個付けるべきですね。

こんな感じで木枠を組んで、ネジ留めしていきます。

組んだのがこんな感じ。
塩ビ管は1メートル間隔に付けましたが、もう少し狭い方が良さそうでした。

それにしても、、、自分は工作が激ヘタですね。
強度が無いし、いろいろとツッコミどころがあります。。


そして木枠の下にマルチを敷きました。
マルチの目的は、防草、土から害虫が来るのを防ぐ、です。
もみ殻を敷くのが良いそうですが、いま手持ちのもみ殻がないのでマルチで行きます。

今回はここまで。
改めて言いますが、真似しない方がいいやり方も書いてあります。

次回は電熱線を張ります。