トマトの栄養生長・生殖生長とは

昨日に引き続き、トマト苗が到着しました!
大玉トマトの実生、接ぎ木、ミディトマトの計480本。

昨日とは異なり、S種苗で注文した苗です。
こちらは農薬使用履歴も添付されていました。

2箇所に注文したので、生育具合にバラツキがあると栽培管理が面倒だなと思いましたが、幸い同じような生育具合の苗が届きました。

と言うわけで、今日の分も定植はもう少し先。
しばらくは朝の水やりが主な作業ですね。

ここで注意するのは徒長(とちょう)です。

盛大に水をやると、苗がひょろ長く伸びてしまいます。これが徒長です。

トマトでは「栄養生長」と「生殖生長」という言葉をよく聞くと思います。
栄養生長は、茎・葉・根が成長する状態。
生殖成長は、花芽が成長する状態。

トマトに限らず、植物にはこの栄養生長と生殖成長があります。
通常、茎・葉・根がよく育った植物は、花芽もよく付き、実がたくさん成ります。

しかしトマトは、栄養生長か生殖生長のどちらかに傾くことが多いのです。
つまり、栄養成長に傾くと、茎・葉・根が育つわりに実が付かない。
生殖成長に傾くと、実がたくさん付くけど、茎・葉・根が貧弱なため、実が大きくならない。

この栄養生長と生殖生長のバランスを取るのがトマト栽培の難しいところ。

と、解ったようなことを書きましたが、自分もトマトは研修中に一度栽培しただけなので、まだまだ解らないことだらけです。

ちなみに研修中は栄養生長に傾きました。。

話を戻すと、水をやりすぎるとすぐに栄養生長に傾きます。
なので、現状は枯れない程度に少なめの水やりをしています。